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# 03

モノリスグループ

バッグブランド 「MONOLITH(モノリス)」が 次の100年を担う事業の第一歩に

Member メンバー紹介

  • K.K

    多角化推進部
    モノリスグループ

  • O.A

    多角化推進部
    モノリスグループ

「MONOLITH」から始まる事業の多角化

「次世代のスタンダードとなる最高のバッグ&ラゲージを提供する」をキーワードに、2020年11月に立ち上がったバッグブランド「MONOLITH(モノリス)」。ブランドが立ち上がる背景には、100周年を迎えたセイバンが、次の100年に向けて新たな事業を創出していく動きにありました。

「国内では少子化が進むにつれて小学校に入学する児童は減少の一途を辿っています。このような状況の中で今後セイバンが成長していくためには、創業以来培ってきたスキルやノウハウを活用して事業を多角化していくことが合理的だと判断しました。その1つの事業として立ち上がったのがバッグブランド『MONOLITH』です。

事業を進めるにあたり『MONOLITH』では、セイバンが保持していないスキルに関しては外部のスペシャリストと連携して業務をすすめていくスタイルをとりました。事業フレーム全体はセイバンがコントロールしながら、製品企画やプロダクトデザイン、宣伝・販促といった業務では外部と連携しています。製品企画から商品をお届けするまで基本的に自社で完結するランドセル事業を展開していたセイバンにとって、新しいビジネスモデルだと言えます」(K.K)

「良い製品を開発した」というだけでは、
後発の我々には勝ち目はない

「事業をスタートするにあたって、『MONOLITH』がどうあるべきかをチームで考えました。普遍的ではあるけど、古典的ではない。革新的ではあるけど、過激ではない。整頓されたデザインであり、驚きもある、などさまざまなことを考えながらコンセプトを固めていきました。この工程は、私自身にとっても初めての経験かつチャレンジだったので、センスや感性を養うために東京のさまざまな街に出歩き、街ごとに異なる文化やスタイルを言語化する訓練を行ったりもしていました」(O.A)

「チームMONOLITHでは、クリエイティブディレクターを含めたミーティングを毎週行っていて、今でも『MONOLITH』がどうあるべきかをチームで考え続けています。単に良い製品が新しく誕生したということだけでは、後発の我々には勝ち目はない。そこにはストーリーが不可欠で、コンセプトメイクと顧客の期待の先を満たす製品開発が必要だと思いました。 そこで辿り着いたのが、『一生これで良いと思える合理性、機能性、耐久性を追求する』というコンセプトでした。 これは、6年間安心して使っていただけるランドセルの合理性や機能性、耐久性を追求してきたセイバンのものづくりの精神に通じるもの。単なる流行り廃りではなく、しっかりと腰を据えてお客様に長く愛される製品づくりをしていきたいと考えています」(K.K)

セイバンの成長に欠かせない次世代を担う社員の育成

「MONOLITHをはじめ、事業が多角化していけば、戦う土俵も変わるし、戦う相手も変わる。そのためには、これまでとは異なった思考を持った人材が必要になるので、次世代を担う社員の育成には力を入れています。MONOLITHのチーム編成のように、さまざまな人材をアサインしながらプロデュースできる人間を育成することが鍵になる。例えば、MONOLITHをブランディングしたノウハウを、新しい事業を始める時に活かすというのも1つです」(K.K) 「MONOLITHのブランド立ち上げから、宣伝・販促、マーケティングに関わってきた立場として、このノウハウを今後新しい事業に活かせるように、うまく継承していきたいと思っています」(O.A)

「MONOLITHの開発をきっかけに製品関連の事業領域が広がり、今後はライフスタイル事業を展開できるかもしれません。実際、2023年に立ち上げる新事業「+CEL」では、MONOLITHのチームメンバーが関わっています。一方でランドセルのターゲット関連の領域においても「セイバンスマイルこども園」をはじめとするスクール事業、「探求子育てまなびメディア“Soda!Soda!”」を展開するメディア事業をスタートさせました。今後はそれらを複合的に組み合わせた事業を展開できる可能性もあります。ランドセルの製造販売企業だったセイバンが、さらに進化し 真の“お子様とそのご家族の笑顔を創造する”企業になっていく。そうなれば、MONOLITHが踏み出した一歩が大きな意義になるのではないかと考えています」(K.K)

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